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高齢者世帯こそ気をつけたい雪の問題

「まだまだ大丈夫」と思っていたけど・・・

雪害事故では突出して多い高齢者の犠牲者

雪害事故では驚くほど、高齢者の割合が高いことはご存知でしょうか?

例えば、「平成18 年豪雪」(H17年12月からH18年3月まで)で、雪害により 亡くなった方は152名 (消防庁調べ)でした。 たった4ヶ月間の冬の間に、これだけの方が亡くなってます。 そして実は、その約65%の99名が65歳以上の高齢者です。(※H17年の65歳以上の人口割合は、全人口の約20%であることと比べると、異状に高いことが分かります。)
そして、このときの 重軽傷者の発表は2145名 でした。年齢による内訳は確認できませんが、軽傷などの場合、統計に入っていない負傷者も考えられますし、軽く1,000人を越える高齢者の方が負傷されたと予想できそうです。たった4ヶ月間の冬の間にです。
※ 参考&数字引用:「今冬(平成17年12月以降)の雪による被害状況等(第62報)消防庁」

また、H22年11月~H23年3月の雪害では、たった5ヶ月間で131名の方が亡くなりました(消防庁調べ)。 やはり、その約66%の86名が65歳以上の高齢者です。(※H21年の65歳以上の人口割合は、全人口の約23%) このときの重軽傷者の発表は1537名です。
※ 参考&数字引用:「今冬(平成22年11月から平成23年3月まで)の雪による被害状況等 平成23年6月3日 消防庁」

雪害事故による犠牲者は、大雪の年ばかりではないです。消防庁防災課の資料(「消防の動き' 1 0 年11月号」p28より)によると、例えば 2000年(H12)から2009年(H21)までの 10年間の雪害による死者・行方不明者は438名です。

これは、同じ10年間の自然災害による死者・行方不明者1,174名の約4割にあたります。 なお、最も多い風水害は589名ですが、雪害は積雪地かつ積雪期間に限定される ことを考えると、地域へのインパクトはより大きいと考えられます。

「屋根からの転落」「過酷作業による心疾患・脳疾患」

高齢者の雪害事故で目だって多いのが、雪下ろし等の除雪中に屋根からの転落 によるものです。

そほのかでは、除雪作業中の心疾患や脳疾患の発症、屋根からの落雪・落氷による事故 などが目につきます。

いつまでも若い頃の感覚で、ついムリしすぎるのかもしれません。若い頃の自分なら、難なく切り抜けヒヤリで済んだピンチでも、思い通りに体が動かず事故になってしまう ということです。要注意です。

高齢者の雪対策はどうする?

高齢者だからといって、降ってくる雪を、そのまま放置するわけにはいきません。 生活に支障がでたり、放置した雪が新たなトラブルや事故の原因になることもあります。 でも雪下ろしや雪片づけでムリすることもできません。

雪対策の方法としては、次の2つです。 いずれか、あるいは両方の組合せで最適な方法を選ぶことになります。

(1)雪下ろしや雪片づけを誰かに頼む
 通常は除排雪業者に頼むことになるでしょう。あるいは親戚や友人・知人などに依頼する場合もあるでしょう。地域によってはボランティアの助けが借りられるかもしれません。

(2)融雪(消雪)の利用
 玄関前や通路、駐車スペース、屋根など、雪が積っては困る場所に、雪を融かす仕組みを導入するものです。屋根融雪やロードヒーティング、融雪槽・融雪機、散水(無散水)消雪などいろいろあります。

雪下ろし・除排雪業者の依頼は集中しやすい

もうムリするのはやめて、雪下ろしは業者や人に頼もう と思っていても、本当に雪下ろしを急ぎたいタイミングでは、業者の手配は難しいことが多いです。

雪下ろしは依頼が集中しやすい という特徴があります。考えてみると当たり前のことですね。

人や業者に頼みたいほど雪が降ったときというのは、どうしても 依頼が集中するために、なかなか頼める人や業者が見つからないことが多いです。
そのため、大雪の年には、雪下ろしが間に合わずに、軒や屋根が破損するということが、よく起こります。最悪の場合、雪の重さに建物が耐えられなくなり、倒壊して被害者が出るケースもあります。

最初はムリするつもりはなくても、なかなか来ない業者にシビレを切らし、結局、自分で屋根に上がってしまう方も多いでしょう。

また、やっと雪下ろしの業者などが手配できても1回で10万円を超えるような費用がかかることもあります。
それには、ある程度やむを得ない背景もあります。というのも、いつも大雪とは限らないため、業者側でも事前の準備には限界があります。雪が降らなかったり、予想外に早く消えてしまうと、準備は無駄になってしまうからです。また大雪の際には、雪を運び出す公共の雪捨て場が混雑して、作業効率が上がらないこともあります。

雪下ろし・除排雪を自分でしないもう一つの方法:融雪

業者に依頼する以外に、屋根の雪下ろしから解放される方法がもう一つあります。 それは、融雪 です。

既に説明したとおり、雪下ろし業者への依頼は集中しやすいため、雪下ろしを断られたり、待たされたり、値段的に高かったりする傾向があります。

融雪は、お金がかかるイメージがありますが、案外、工事さえしてしまえば、維持費的には雪下ろしを業者に頼むより安くなることも多いです。
また、業者に雪下ろしを頼む面倒もなく、大雪のときに業者が来ない(あるいは業者が見つからない)不安やストレスからも解放されます。
こまめに雪を融かしてれば、家の見栄えもグッとよくなります。
さらに、つららや雪庇が通行人やお隣に迷惑をかける心配もなくなります。

融雪の設備や機械が、うまく使いこなせるか?操作が難しくないか?という不安を感じる方もいます。 しかし、センサーによる自動運転など、ややこしい操作を不要にする工夫がいろいろあります。 例えば、雪が積るシーズン前にスイッチを入れて、春になったらスイッチを切るだけのもの もあります。

また、ランニングコストも気になるところ です。 たとえば、雪下ろしを不要にするだけなら、必ずしも屋根の雪を 全て 融かす必要はないです。 建物の構造上問題にならない程度の雪は、あえて融かさないで残すという方法もあります。 融雪の範囲をやりくりすることで、ランニングコストは抑えられます。

もちろん、屋根の雪を全て融かしたら、見栄えもスッキリしますし、最も安心できることは間違いないです。

つまり、「屋根の雪下ろしを不要にする」融雪には、次の2通りの方法があります。
 (1)コストパフォーマンス重視で最小限の融雪
 (2)気持ちよくスッキリ全てを融雪

例えば、屋根融雪は最小限でいいから、残った予算を地面融雪(ロードヒーティングなど)に回して、除雪作業の負担軽減も図る ことも可能です。一口に融雪といっても、何を重視するかによって、同じ予算でも得られる結果は異なります。

ですので、融雪を考えるときは、あなたの悩みをしっかり理解し、最適な融雪を提案できる業者に出会う事が、満足の融雪を手に入れる重要なポイントです。

スムーズな融雪の検討のための業者選び

融雪業者選びは、意外に簡単ではないです。業者によってそれぞれ得意なタイプの融雪(地面、屋根、電気、ガス、灯油、・・・)に特化している場合も多く、業者選びがそのまま、融雪のタイプ選びに繋がってしまう ことも多いからです。
例えば、地面融雪が得意な業者に、屋根融雪に関わる悩み(例えば、雪下ろし・雪庇等の悩み)を相談しても、最適なコタエは期待できません。その場合は、屋根融雪が得意な業者に相談すべきです。

そもそも実際に融雪をやろうとした場合、「いったいどの会社に相談すればいいのか?」と悩まれる方が多いです。

通常、融雪業者を探す場合には、電話して、まず、名前と連絡先と住所を教えて、自宅に来てもらって、というのが一般的です。

何社もとなると、この作業を何度も繰り返さないといけません。また、どんな融雪業者か分からない状況で、自宅に呼びますので、後からしつこい営業を受けたりする心配があるかもしれません。

そのような あなたの面倒な作業を省き、匿名という点を活かし、安心してご検討頂ける方法があります。

たとえば「融雪工事の見積/提案のお助け.com」なら、無料・匿名 にて、あなたの要望や予算に合った、最適な融雪の提案や見積などを受取ることが出来ます。
資料請求から、サイトの利用、業者さんからの提案まで、すべて無料 です。
匿名 で、業者さんから提案が受けられますので、しつこい営業を受ける心配もありません。
まずは資料請求をして下さい。
それから、ご家族で雪下ろしの代わりとしての融雪について、じっくりと考えてみて下さい。



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