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屋根の方式によって対策が違う

自然落雪式の屋根 / 耐雪・無落雪・雪下ろし方式の屋根

自分の土地を超えて、隣の土地や道路に屋根からの雪が行ってしまう場合、その対策は屋根の方式によって違います。

自然落雪式の屋根の場合
  • 塗装面のメンテナンス
  • フェンスやネットで止める
  • 軒下の消融雪
  • 雪が停滞する場合の融雪利用
  • 雪止め&雪下ろし(又は融雪)への転換
耐雪・無落雪・雪下ろし方式の屋根(雪止め(アスト)や、フラットな形状などにより屋根から雪が自然には落ちないタイプ)
  • 雨樋の融雪
  • 軒先の融雪
  • 本格的な屋根融雪
  • 軒下の消融雪
  • フェンスやネットで止める
参考
  • 保険で損害賠償に備える

自然落雪式の屋根

塗装面のメンテナンス

自然落下式の屋根は、滑りやすい屋根材や塗装(フッ素加工など)、葺き方により、雪を自然に落下させるタイプの屋根です。 もちろん屋根には雪止め(アスト)はついておらず、一般的には屋根勾配が概ね3/10以上となってます。 屋根の頂部に雪割板をつけて落雪しやすくする場合もあります。

自然落雪式の屋根では、塗装面のメンテナンスが大事です。 メンテナンスをしない状態が続くと、屋根の滑りが悪くることで、雪が落ちにくくなり、屋根に雪がたまりやすくなります。 たまった雪がまとめて落ちるようになるため、落雪・落氷時の音も激しくなりがちです。

塗装面のメンテナンスを行うことで、問題が解決する場合は多いです。

フェンスやネットで止める

大雪のとき、屋根から落ちて積み重なった雪が高くなりすぎて、隣地までこぼれていくという場合があります。

積み重なった雪の処分が難しいとすれば、境界近くにフェンスやネットをたてて止めるという方法があります。

軒下の消融雪

雪が多い場合、屋根から落下した雪が堆積して、一階部分が雪に埋もれたり、隣地に雪がこぼれ出したりすることもあります。

その問題への対策としては、堆積した雪を定期的に運搬排雪する以外に、軒下に消融雪を設置することで対応する方法があります。

ランニングコストはかかりますが、地下水の場合は安いです。 なお工事費は水量が確保できる井戸の深さによって大きく変わります。 駐車スペースなど他の場所の消雪と合わせて実施されることも多いです。

散水消雪

雪が停滞する場合の融雪利用

屋根の形状が原因で、雪が停滞する場合、その部分に雪が溜まり大きな塊になる事があります。

少しづつ落雪している時には問題がなくても、大きな雪の塊として、落雪することで問題を起こす場合があります。

自然落雪式の屋根の場合、雪止めなどもないため、屋根の雪下ろし作業が非常に危険な場合も多いです。 ですので、停滞しやすい部分を融雪することで、雪が溜まることを防ぐ方法が有効です。

雪止め&雪下ろし(又は融雪)への転換

雪を落下させていたスペースに、小屋を建てたり、駐車スペースにしたりなどで、落雪することができなくなった場合、屋根に雪止め(アスト)を設置することになります。

もとが自然落雪方式の屋根の場合、建物の構造上、屋根上に多くの雪を積らせることはできません。 そのため、屋根の雪下ろしが必要になります。

雪下ろしを、自身や家族でできない場合は、業者に依頼することになります。 しかし雪下ろし作業は、依頼が集中しやすいため、肝心な時に業者の手配が困難になることも多いです。 大雪の年には、雪下ろしが間に合わずに、軒や屋根が壊れた家をよく目にします。

危険で重労働な雪下ろしに代わる方法として、屋根融雪があります。 工事費とランニングコストがかかりますが、雪下ろしを不要にするだけではなく、雪やツララに埋れないスッキリな外観を保つこともできます。



耐雪・無落雪・雪下ろし方式の屋根

雨樋の融雪

雨樋にヒーターを設置することで、軒先のツララを軽減することができます。 ツララだけではなく、雨樋への負担も減らす事ができます。

融雪には工事費やランニングコストがかかりますので、雨樋だけの最小限の対策で解決するなら、それに越した事がないはずです。 まず試してみて不足な場合は、それを補う方法を考えるというのも一つのアプローチです。

なお雨樋を乗り越えるような雪庇には、雨樋だけのヒーターでは対応が難しいです。 また、雪下ろし作業で下ろす雪については、必要に応じて別途の対応を要します。

軒先の融雪

軒先の融雪を行うことで、つららや雪庇を無くすことができます。 軒付近の雪止めから下の範囲を融雪することで、雪庇やつららによる日頃の落雪・落氷は防げます。

ただし、屋根の雪下ろし作業で下ろす雪については、必要に応じて別途対応を要します。

融雪には、工事費やランニングコストがかかります。 屋根の種類に応じて適切なタイプの融雪を選ぶ事が大事です。

本格的な屋根融雪

屋根の全面、あるいは雪下ろしが必要ない程度の範囲を融雪します。 それにより、落雪・落氷を防ぐとともに、雪下ろし作業も不要にします。

屋根からの雪をほとんど意識する必要がなくなる反面、その分、工事費やランニングコストがかかります。

軒下の消融雪

落雪・落氷、雪下ろし作業で下ろした雪を軒下で消雪し、建物の壁や窓への負担を和らげたり、隣地へ零れ落ちるのを防ぐ方法があります。

ランニングコストはかかりますが、地下水の場合は安いです。 なお工事費は水量が確保できる井戸の深さによって大きく変わります。 駐車スペースなど他の場所の消雪と合わせて実施されることも多いです。

散水消雪

フェンスやネットで止める

フェンスやネットが屋根の軒先に近すぎると、そこがつっかえとなり、軒先に雪が溜まり、軒先部分の負担が大きくなる場合もあります。 その場合は、雪下ろし作業が必要になる頻度が増えることもあります。



参考

保険で損害賠償に備える

一部の火災保険や家財保険、自動車保険には、落雪・落氷による損害賠償に対応できる特約を付帯できる場合もあるようです。

現在の加入の保険が、そのような事態に対応しているかどうか確認してもいいですね。 また可能な場合は追加しておけば、万一のときの費用面での心配は減りそうです。

ただし詳細の確認は誤解がないように気をつけましょう。 たとえば賠償のみで、自分の建物や機器の損害やケガなどには対応できないなどの場合もあるようです。

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