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市街地・密集地・団地などの雪捨て場問題をリフォームで

雪捨て場問題を解決に選ばれてる7つの方法
雪片づけ・排雪・ロードヒーティング・融雪槽・融雪機・除雪

「雪を捨てる場所がない!」という問題への対策は、雪を捨てる場所を作るか、雪を無くすかのどちらかです。 そのために、トラックなどによる排雪サービスを利用したり、融雪槽やロードヒーティングなどの融雪工事を行ったりするのが一般的です。
個人対応の枠を超えた方法としては、雪を流せる流雪溝の整備事業や、消雪組合などをつくり、市の補助を利用するなどの方法もありますが、地域によって対応が異なります。

雪捨て場の問題は、大雪が積ってからでは対応が難しい です。 除排雪業者への依頼は集中しやすく、大雪のときにはあてにならないことも多いです。 そのため、体力任せに上に積んでいくか、止むを得ず問題がある場所にも排雪するか、雪片づけをあきらめるか、のいずれかになってしまいます。 その結果、へとへとになったり、体調を崩したり、近所とのトラブルになったり、生活に支障がでたり、建物・機器の破損の原因になったりすることもあります。

雪捨て場問題を解決する方法やリフォームについて、順にメリットとデメリットを説明して行きます。

  • 除排雪サービスの活用
  • 融雪機・融雪槽&除雪
  • ロードヒーティング(ボイラー)
  • ロードヒーティング(電気)
  • ロードヒーティング(ヒートポンプ)
  • 散水消雪
  • 無散水消雪
  • その他

除排雪サービスの活用

積雪地域には除排雪を行う業者があります。 工事業者などが冬場に重機やダンプを利用して行っている場合が多いです。 料金は地域や作業内容に応じて異なりますが、排雪ではトラック又はダンプを必要としますし、積込の状況によっても多様です。1回で数千円~数万円程度かかります。 雪下ろしなどと組合わせると1回で十万円以上かかることも珍しくないです。 排雪の都度依頼する場合のほか、シーズン毎に回数などを事前に契約できる業者もあります。

メリット
  • 融雪などのように事前の工事や初期費用が不要。
デメリット
  • 大雪の時ほど依頼が集中しやすく、手配が難しくなる傾向がある。 手配が間に合わず、大雪の年には、よく軒や屋根、建物の被害が出る。
注意点
  • 繁忙時、排雪のタイミングが選べないこともあり、留守のときでも任せられる信頼できる業者選びが大事。
  • シーズン契約の場合でも大雪の時にはスケジュールどおり回れないトラブルも発生している。業者選びの際に注意が必要。
  • 除排雪作業により、建物や器物などの損傷や、事故(家族・隣人・通行人・作業者などのケガ等)が発生した場合の対応についての確認を忘れずに。

融雪機・融雪槽&除雪

融雪槽や融雪機を設置して、除雪した雪を融かすという方法があります。 除雪作業は必要ですが、ロードヒーティングなどに比べるとランニングコストを抑えられる特徴があります。

融雪槽の場合は内容量が大きいため、融雪のペースを除雪のペースに必ずしも合わせる必要がなく、除雪機に比べると出力を抑える(ランニングコストを抑える)ことが可能です。一方で、埋設する場所や、工事費が融雪機より大きくなる傾向があります。

融雪機には埋設するタイプのほか、移動できるタイプもあります。 移動タイプは地上に置くため、埋設タイプより雪投入の負担が大きいですが、埋設タイプと異なり工事が不要です。積雪期以外の保管場所を要します。

メリット
  • 雪捨て場の代わりになる。雪を融かすので、邪魔にならない。
  • ロードヒーティング等に比べると、ランニングコストが安い。
デメリット
  • ロードヒーティング等と異なり、除雪作業が必要。
  • ランニングコストがかかる。
注意点
  • 融雪槽や融雪機の規模は、投入する雪の量とペースによる。除雪する範囲が広い場合や、機械を使ったり、複数人で短時間で除雪する場合には、融雪能力の高いものを選ぶ必要がある。
  • 設備については、定期的あるいは必要に応じてメンテナンスを要す場合がある。

ロードヒーティング(ボイラー)

ロードヒーティングは、あらかじめ舗装面の下に設置した設備で、地面を温めて雪を融かします。

ボイラーを使ったタイプは、灯油が40円台など安かった過去には、絶大な人気があり実績も多いです。 しかし灯油の価格が上がったことで、人気が落ちました。 ランニングコストでは電気タイプと大きな差はないです。 ただし施工面積が広い場合には、電気タイプより工事費が安くなる傾向があります。

メリット
  • 施工した場所では雪を融かすため、除排雪が不要
  • 施工面積が広い場合には、電気タイプのロードヒーティングより工事費は安くなる傾向
デメリット
  • ランニングコストがかかる。
注意点
  • ボイラーの寿命は一般的に10年程度といわれる(ただし、20年以上稼動しているものもあり)
  • 設備については、定期的あるいは必要に応じてメンテナンスを要す場合がある。
  • ボイラーからの音が、住宅密集地などでは問題になる場合もある
  • 給油の手配が必要

灯油高を背景に、ランニングコストへの意識から、しっかり融かす場所と、出力を抑えて少しづつ融かす場所のメリハリをつけたロードヒーティングも利用されています。 例えば、普段歩くための通路はしっかり溶かすけど、その周りは多少雪が残るのを許容して出力を抑えるなど。

ロードヒーティング(電気)

ロードヒーティングは、あらかじめ舗装面の下に設置したヒーターで、地面を温めて雪を融かします。

昔はランニングコストで有利なボイラーにおされがちでしたが、灯油高を背景に電気タイプが選ばれるようになりました。 騒音や排ガスの心配もなく、給油やメンテナンスの手間もほとんどなく、カンタンなイメージもあり人気です。

メリット
  • 施工した場所では雪を融かすため、除排雪が不要
  • 騒音や排ガスの心配もなく、給油などの手間も不要で簡単
デメリット
  • ランニングコストがかかる。
注意点
  • 施工面積が広い場合には、ボイラータイプのロードヒーティングのほうが工事費が安くなる傾向
  • 融雪用電力を利用するのが一般的

原発問題を発端とする電力不安や、エネルギー問題の意識の高まり、ランニングコストへの配慮などから、しっかり融かす場所と、出力を抑えて少しづつ融かす場所のメリハリをつけたロードヒーティングも利用されています。 例えば、普段歩くための通路はしっかり溶かすけど、その周りは多少雪が残るのを許容して出力を抑えるなど。

ロードヒーティング(ヒートポンプ)

ロードヒーティングは、あらかじめ舗装面の下に設置した設備で、地面を温めて雪を融かします。

灯油高やエネルギー問題への意識の高まり、ランニングコストへの配慮などから、空気中の熱を利用するヒートポンプによるロードヒーティングが注目されてます。 ランニングコストは安いですが、一方で融雪する力が低く、電気やボイラーに比べて融けるのに時間がかかります。

メリット
  • 空気中の熱を利用する仕組みのためランニングコストが安い
デメリット
  • 融雪の力が、電気やボイラーより低く、融けるまでに時間がかかる。豪雪地帯では融け残しの心配も。
  • 熱量や工事費の面で、広い面積のロードヒーティングにはまだ向かない
  • 工事費が他のタイプより高い傾向にある
注意点
  • 近年事例が増えているものの、新しい技術のため、実績的にはボイラーや電気より少ない。
  • 融雪用電力を利用するのが一般的

不凍液を循環させるという、ボイラータイプと同じ仕組みのため、既設の配管を利用して、熱源をボイラーからヒートポンプに代えるという使いかたもあります。 これにより、ボイラーよりランニングコストを抑える効果が見込めますが、融雪する力やスピードは下がります。 なお配管の状況や、求める融雪能力によっては難しい場合もあります。

散水消雪

井戸などによるポンプアップした地下水を散水することで雪を融かします。 ランニングコストが他の方式に比べ、かなり安いため、地下水利用が可能な地域で実績が多いです。

工事費は水量が確保できる井戸の深さによります。 数メートルで水が出る地域では、工事費でも他の方法より安くする方法があります。 数十メートルのボーリングが必要な地域では、工事費はロードヒーティングより高くなる場合も多いです。

非常に経済的で便利な散水消雪ですが、地下水の使いすぎによる地盤沈下などの問題も指摘されており、散水消雪のための井戸の利用が制限されている地域もあります。

メリット
  • ロードヒーティングなどに比べてランニングコストが格段に安い
  • 浅井戸(地下水位が数メートル程度)の場合は工事費をかなり安くする方法がある
デメリット
  • 地下水が利用できる地域でしか使えない
  • 井戸が深くなるほどボーリングやポンプの費用がかかり、ロードヒーティングなどより工事費が高くなる場合も多い
注意点
  • 工事の際に、見込みどおりに地下水が出ないこともあり、さらに深く掘ったり、中止したりという可能性もある。事前にその際の費用などの取り決めに注意が必要。
  • 水位低下や水枯れなどで、取水できなくなる場合もある。例えば、近くにできた井戸の影響で地下水位が下がったり、渇水などの自然要因による水枯れなど。
  • 水質によっては赤水などで、使い続けているうちに舗装などが赤褐色に染まることもある。

井戸とポンプさえ整備すれば、散水ホース等は手づくりでも配置できます。 配管やノズルを舗装内に埋め込む場合より、見た目は劣りますが、融け具合を見ながら、散水の配置を調整するなどの使いかたも可能です。

無散水消雪

井戸などによるポンプアップした地下水を利用して雪を融かします。 散水消雪と異なるのは、水をまかないで、舗装下の配管を通すことで、熱だけを利用する仕組みであること。 ランニングコストが散水消雪同様に、他の方式に比べかなり安く、しかも水浸しにならないというメリットがあります。

工事費は水量が確保できる井戸の深さの影響が大きいです。 数メートルで水量が十分な地域と、数十メートルのボーリングが必要な地域では、工事費はかなり違います。 ロードヒーティングより高くなる場合も多いです。

なお地下水の使い過ぎによる地盤沈下などの問題も指摘されており、散水消雪のための井戸の利用が制限されている地域もあります。 ただし、井戸でも無散水で、なおかつ地下に水を還元するタイプの場合は許可されることもあります。

メリット
  • ロードヒーティングなどに比べてランニングコストが格段に安い
  • 散水消雪のように水浸しにならない
デメリット
  • 地下水が利用できる地域でしか使えない
  • 井戸が深くなるほどボーリングやポンプの費用がかかり、ロードヒーティングなどより工事費が高くなる場合も多い
注意点
  • 工事の際に、見込みどおりに地下水が出ないこともあり、さらに深く掘ったり、中止したりという可能性もある。事前にその際の費用などの取り決めに注意が必要。
  • 水位低下や水枯れなどで、取水できなくなる場合もある。例えば、近くにできた井戸の影響で地下水位が下がったり、渇水などの自然要因による水枯れなど。
  • 熱量の関係で、ボイラーや電気タイプのロードヒーティングに比べると、融雪に時間がかかる場合もある。(なお運転コストが安いため、運転時間が長くても経済性の優位は揺るがない。)

その他

個人でできる対応の他にも、いくつか方法があります。 例えば、雪を流せる流雪溝の整備事業が行われると雪捨て場問題にはぴったりです。 そのほか消雪組合などをつくり、市の補助を利用して、道路の消雪を整備することで、道路側から除雪される雪を無くしたり、余力があれば余った雪を融かしたり・・・など。

融雪工事の業者選びなら

あなたの地域や要望、特性によって、相応しい融雪の種類があります。 その一方で、融雪業者によって得意な融雪の種類は違います。 ですので、どの種類を選ぶかで、選ぶべき業者も違います。 つまり、業者を選ぶ際は、その業者の提案が「どの種類の融雪なのか」ということも重要なポイントです

最初に特定の業者に相談した場合、その業者が得意とする融雪の種類ありきでの提案となります。 違う種類の融雪のメリットを知ることなく選ぶことになるかもしれません。 なお、上記の種類別の特徴は、あくまで一般的なものを挙げただけです。 融雪装置には業者による工夫やメリットなどもありますので、その業者の提案内容をよく確認して選ぶことも大事です。

あなたの悩みや不安、希望などを、きちんと融雪業者に伝えることで、あなたやご家族の心配や要望にこたえ、そして長く使える本当よい融雪が完成します。
あなたの思いが融雪業者に きちんと伝わってないと、雪は融けても不満の残る融雪になってしまいます。

実は、融雪が完成して最も後悔するのは、上記をきちんと検討しなかったことで起こる日常的な不便さ等です。

あなたの悩みや不安、希望などをきちんと取り入れてくださる融雪業者から、無料・匿名 にて 提案や見積などを受取ることが出来ます。
匿名ですので、嫌な売込などを受ける心配も一切ございません。

まずは資料請求をして下さい。
それから、ご家族と一緒に じっくりと融雪について考えてみて下さい。
あなたやあなたのご家族が、本当に満足の出来る融雪ができあがることを願っております。

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