写真で見る融雪
秋田市の地下水の無散水ロードヒーティング&融雪槽
【意外と知られていない秋田市の浅井戸による融雪(消雪)】
秋田市の浅井戸による無散水の融雪はあまり知られていないようですが、新屋や茨島、土崎、天王、・・・など浅井戸で水源が確保できる地域はけっこうあるそうです。 ところで、地下水を利用する場合には浅井戸と深井戸があり、それぞれ得意な業者が違うこともあります。 「浅井戸」は、先端が尖った鉄パイプを地面に叩き込む工事による井戸で、突き井戸とも呼ばれます。地下水位が地表面から数メートル程度で、陸上ポンプで揚水します。 「深井戸」はいわゆるボーリングを行い、水中ポンプで揚水する井戸です。 浅井戸のことは、浅井戸が得意な業者に聞くことが大事です。データや資料が残されていることの多いボーリングと違い、浅井戸の場合、その地域で浅井戸の経験が豊富な業者に聞かないと、水が出るかどうか分からないことも多いです。
駐車スペース:浅井戸による無散水融雪と融雪槽 
秋田市 地下水利用は散水だけが方法ではないです。無散水の消雪(コンクリート舗装の下に地下水が循環する配管があり、地下水の熱で雪を融かす)と、融雪槽の組合わせです。無散水消雪で循環した地下水が、最後に融雪槽で散水されています。融雪槽があることで、屋根から落ちた雪や、道路から避せられる固く・重い雪を効率的に処理することができます。この写真の広さの消雪と融雪槽で、電気代は月5千円くらいだそうです。大雪だった平成25年1月の写真です。
電気融雪:玄関前、通路、駐車スペース
玄関前から通路・駐車スペースの電気融雪 
青森市 青森市は市街地を中心に規制により散水消雪ができないです。この融雪は、舗装の下に電気ヒーターを設置した電気融雪です。平成25年1月の大雪でもしっかり融けてました。
電気融雪:屋根(軒先)
軒先の屋根融雪(屋根上に設置するタイプの電気融雪)  
山形県天童市 隣接する空き地がアパートの駐車場となり、軒先のすぐ近くのところに車が駐車するようになり、そちらへの雪下ろしができなくなったそうです。平成25年1月の写真ですが、しっかり融けてます。
【瓦棒屋根】 豪雪時の状況 と 電気融雪の事例
【参考】豪雪時の屋根の積雪の風景

瓦棒屋根の軒先の電気融雪
山形県 瓦棒屋根(金属板を斜面に対して縦に設置した屋根。一般的に多いタイプの屋根。)の軒先部分の電気融雪です。しっかり雪がきえており、つららもないです。
【融雪ネット】 融雪ネットの事例
瓦屋根の融雪ネット(電気)
新潟県 瓦屋根への融雪ネットによる電気融雪です。屋根の下部(軒から半ばほどまで)を融雪し、上の部分は融雪なしです。雪が消えて融雪ネットが見えています。
【折板屋根】 積雪時の状況 と 電気融雪の事例
【参考】豪雪時の折板屋根の積雪風景

折板屋根の軒先の融雪
山形県尾花沢市 折板屋根の軒先部分に電気融雪が設置されており、雪が消えてます。 なお尾花沢は「降雪の深さ合計」の平年値(1981~2010)が948cmもある豪雪地帯です。(参考:気象庁HP気象統計情報)
【屋根】 豪雪時の状況 と ボイラー融雪の事例
【参考】豪雪時の屋根の積雪の風景

ボイラーで20年以上の屋根融雪
秋田県横手市「石坂洋次郎文学記念館」 平成元年施工以来、20年以上ボイラーの交換なく運転。手動運転を取り入れて節約運転を行っているそうです。 なお横手は「降雪の深さ合計」の平年値(1981~2010)が798cmもある豪雪地帯です。(参考:気象庁HP気象統計情報)
【横葺き屋根】 豪雪時の状況 と 電気融雪の事例
【参考】豪雪時の屋根の積雪の風景

横葺き屋根の電気融雪
山形県 横葺き屋根(金属板を斜面に対して横に設置した屋根。一般的に多いタイプの屋根。)の電気融雪です。 全てを融かす仕様でなくても、屋根が見えて、軒にツララがないだけで、かなりスッキリして見えます。
【駐車場】 豪雪時の状況 と 除雪 そして 融雪(散水)の事例
【参考】豪雪時の駐車場の風景

除雪のタイミングが難しい駐車場こそ融雪(散水)
秋田県 駐車場 前日夕方からの積雪で辺りは重機が繰り出して除雪してました。散水融雪のこの駐車場では、もちろん除雪が不要なので駐車している車を気にする必要はないです。
降雪や外気温などを感知するセンサーで融雪をしっかり制御。
【家の前】 豪雪時の状況 と 電気ロードヒーティングの事例
【参考】豪雪時:家の前の積雪と 雪片づけ作業の風景

玄関前の電気ロードヒーティング
山形県 門の前のロードヒーティング(電気)です。コンクリート仕上げです。 表面がドライに近い感じで、見た目もいいですね。
通路や階段の電気ロードヒーティング
山形県 玄関前の通路や階段のロードヒーティングです。表面仕上げはアスファルトやコンクリートが一般的ですが、このようにカラーがおしゃれで、滑りにくそうな素材もあります。
舗装はそのまま|舗装工事不要の散水融雪(消雪)
秋田県 駐車場、家、店舗など 地下水散水の場合、かならずしも舗装に埋め込む必要はないです。消雪用の散水ホースを使えば、積雪期以外は片づけておくことを要しますが、その手間を惜しまなければ工事費を節約できます。 (消雪用の散水ホースには、大研化成工業の融雪プロテクターなどがあります。)
勾配を上手に使った散水融雪(消雪)
秋田県 駐車場、アパート、店舗など 地下水散水を効果的にする方法のひとつとして、ある程度の勾配を持たせることで、雪を流れやすくする方法があります。勾配をつけることで、少ない水量でより多くの雪に対応できるようになります。
ボイラーを使った屋根融雪とロードヒーティング
秋田県横手市 融雪展示 屋根の雪がないことで、屋根に雪が積もっている周りの建物より すっきりした感じに見えました。
秋田県横手市 融雪展示 融雪による水溜りなどもなく、ドライに近い感じで雪が消えてました。
約500坪の駐車場の散水消雪の施工風景
秋田県湯沢市 駐車場 約500坪の駐車場を散水融雪するための井戸を見学。水量を確保するためボーリングは85m。ボーリング用の大きなやぐらが目立ってました(家庭用なら半分くらいのやぐらでいいそうです。)。バクテリアなどによる腐食を防ぐため金属ではない管を使っているとのことです。
散水融雪(消雪):散水ノズルのいろいろと実態
穴あき金属パイプを地面からやや高い位置に設置して散水。高い位置からの散水が効果を上げていました。
穴あき金属パイプを半分ほど舗装に埋め込んだタイプ。散水開始が遅かったのか、雪がまだらに残っています。また散水した水が水溜りを作っていました。
準備ができ次第、随時追加アップしてまいります。 (申し訳ありません。ただ今「準備中」です。)
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